「ひとり事務」の厳しさ

「ひとり事務」の厳しさ

 

4月1日、初出勤を迎えます。(通勤はどうしたのかというと、学校からわずか徒歩10分の場所に教職員宿舎がありました。)

 

 

始業30分以上前に出勤した私は、まず身の回りの確認と仕事の把握を始めました。前任者との簡単な引継ぎはあったものの、中学校への単独配置となった私には、私の仕事を教えてくれる上司や同僚というものがいません。

 

 

なんの知識もないド素人であるにも関わらず、出勤初日から自分一人でこなすべき仕事を理解し、遂行しなくてはなりませんでした。

 

 

前任者が残していったいくつかのメモを頼りに、私はパソコンを立ち上げメール画面を開きました。すると出てきたのは4月1日付けで送付された大量の未開封メール。隣席の教頭に促され、その一つ一つを開封しプリントアウトしていきます。

 

 

プリンターから吐き出された大量の紙を案件ごとにまとめ、バインダーに挟み、収受印を押して教頭へと回す。この作業は連日続き、その後数日を潰すこととなりました。

 

 

こうして過ごすうち、いくつかの文書が私の仕事として戻ってきました。とりあえず目を通すものの、結局何をしたらよいのか半分も飲み込めません。

 

 

こうして時間を無駄に過ごしていていた私はその後、静かに迫る「報告期日」という大津波に飲み込まれることとなっていきました。

 

 

のちに分かることですが、初任で中学校へ単独配置された人は私の他にもう一人だけで、さらに同期の約半数は、同じ仕事をする上司や同僚が他にもいる「複数配置」でした。

 


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